▼ 2006/3/18 (土) 02:14:55 げんた | |
[4303] Re3:Microsoft Visual C++ Toolkit 2003 |
>pch, idb, ilkはIDEを使わなければ作られない
pch, idbはオブジェクトの場所ではなくカレントディレクトリにあるんですね.見落としていました.
これらのファイルは/Fp, /Fdオプションで場所を指定できるので,オブジェクトと同じ場所においた方がよいのかなと思います.しかし,デフォルトの名前にVCのバージョンらしき物が付くところを見るとバージョン間で互換性が無さそうなので,固定した名前を付けてしまうと複数のバージョンを使っている人(いるかな?)がはまりそうです.
>あと,これがBorland C++でもコンパイルできることが確認できればmakefileを置き換えたいのですが,だれか確認してくれる方いませんか.
自分でやってみました.まず最初の難関はBCCが新しいPlatform SDKに対応できていないのですが,新しいSDKに依存している部分(NewApis.h)があるので新しいファイルも必要です.
そこで,bcc32.cfgで-Iの最後に
;"C:\Program Files\Microsoft Platform SDK\Include"
と追加したらとりあえずコンパイルはOKでした.
次にリンクの段階で普通に$**とするとコマンドラインが長すぎてエラーになるので,現行のmakefileでかろとさんが既に変更されているとおりレスポンスファイルを利用するようにしました.レスポンスファイルの範囲を示す文字列が!だとmakeに対する指令と誤認してnmakeでエラーになるので%に変更.
またbcc32はclと違ってリソースファイルのリンクが行えないので,リソース無しのEXEとリソースの結合を行うステップは省略できませんでした.ここも現行のmakefileから持ってきました.
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と,なんとかVC/BCC共用makefileができましたので,Yahoo GroupsのDev/Sourceにmakefile.n2として登録しました.
ホームページのコンパイル方法のページにも,新しいコンパイラの記述を追加しました.
http://members.at.infoseek.co.jp/sakura_editor/complie.html
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